夢の話。

覚えている範囲で夢の話をしようと思います。少し日本にとっては
残念な話なのかもしれない。最初のイメージ。昔は水の差す山道。
脇には名前は分からないが、木本の植物で花は白いものが綺麗に鮮やかに咲いていた。最初
は木陰に隠れ、崩れ防止のために敷き詰めた藁が腐朽菌の力で分解する際の臭いのあった道もようやく
に行き届いた人の手の入った林は光を受け、季節は分からないが陽気をたたえていた。青空の下、
本当に綺麗な日であった。森々と山道は続き、石段を何度か横切った後、お堂に通じていた。ほ
んとうに青空にふさわしい綺麗な日であった。そのお堂は小さなものであった。石畳の小道
を歩いていくと、そのお堂は見えた。お堂の左には、どこまでも続く青空と遠くに高いビル群を備えた都市群が見えた。お堂の中にはうらぶれては見えたが、
瑠璃色の服を着た傀儡人形があり、その傀儡人形は持参した人の入るくらいの人形箱
に入れるようになっていた。ふいに足元が揺れた。そして遠くの都市のビル群の後ろの空に赤み差した。
青かった空は、少しずつ緑色を帯び、微妙にその色を変えていった。ふとビル群の下からミサイルが2発空に向かって
放たれた。何を標的に撃たれたものかは分からない。ビル群に向かって手前から突然に大きな飛行機が轟音を立てて近づき、
ミサイルを2発撃った。ビル群の上にここからは良く見えないが、何か小さなものが右に左にハチが舞うように飛んでいた。

突然、場所が変わって車の中。青空の下、窓を開けて車を走らせていると、坂道を登りきったところで、いきなり
イナゴような虫の大群が車に当たってきた。開け放たれた窓からも数匹入ってきた。
1人が叫んだ。鼻を塞げ。ここで夢は終わった。

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