幽体離脱体験日記2(2)

ここで少し考察。その地下には既視感があり、明晰夢でも似たような場所に
きたことがある。降りるときに多少、恐怖感を感じた。
おそらくだが、自分のさらに深い、真相意識へ降りるアクセスポイントだと思う。
次に、離脱したときには、寄る気は無いが、いずれ行くべきところだろう。

玄関の位置に来ると、玄関はなく、なぜか外に廊下が続いていた。
(どうも今から思うと、近代的な作りの博物館か美術館の内部のようだ。)
その廊下は、外につながっていた。
廊下の右側にベンチがあり、そこに明らかに怪しい感じの中東系の外国人がいた。
なにか魂のこもっていない人形のような顔をしている。夢にありがちなNPCだと思った。
何か話しかけられたが、面倒に巻き込まれるのが嫌なので無視して先に進む。

そこには、たくさんの人が。どうも美術館や博物館の玄関近くにありがちの広場らしい。
しかし、みんながみんな外国人ばかり。それに確実にNPCだ・とても話す気にはならない。
そこで、ある声が何処からともなく聞こえた。
「日本人限定かよ!」
別に、2次元でも良いけどなと、ふと考えをよぎらせると、
とたんに2次元のキャラクターが広場にあふれ始めた。
3次元の環境で見る、2次元のキャラクターほど気色の悪いものはない。
なんというか張りぼてみたいで、気持ち悪いくらいに大きな目。
明らかに異常な状況。
恐怖心すら感じる状況である。そこで、前に明晰夢で邪魔な人を自分の意識で消したときを思い出し、
「人間以外は全て消えろ!」と叫んだ。
周りのNPCは全て消えた。すると、前に見える、4車線道路の先に2人の人間を見つけた。
二人ともスーツを着ていた。
近い方にまず近寄ってみるが、二人ともどうもこちとら無視して離れていく。
1人は少し大柄だが顔が優しい、大学時代の研究室の先輩に似ている人だった。
こっちに気付いても、歩むスピードを緩めない。
あと1人は、ガンツのホスト侍のような後姿で、脇の坂道をさっさと上がっていってしまうのがみえた。
ふとこの先輩に似た人物に声をかけてみる。
「初めてここに来るんだけど、今なにしてるんですか?」
細かい発言は覚えてないが、どうもゲームの途中らしい。どうもガンツチックなゲームのようだ。
広い道路の何も車も人もいない右折レーンを歩きながら、この人物は、
1対の鍵盤ハーモニカのような物を指しながら、これを使うんだみたいなことを言っていた。
「自分はゲームをしないぞ。」とにかく、面倒なことに巻き込まれるのが嫌なので、
言ってみた。とにかく長い時間を離脱したかったので、離脱時間を短くさせるような面倒はゴメンだった。
ふと、視線を下に下ろしたところで、急に意識を体に戻された。
時計をみると、3時だった。

今回の反省
離脱中は全く忘れていたが、まとめサイトにある、パートナーの存在を考えた。
最初の、「日本人限定化よ!」と言った声と、NPC連中は、どうもパートナーだった
可能性が高い。まあ、あまりに魅力の無いキャラクターなのも悪いと思うが、
悪いことをした。まあ、逃げてった2人のおそらく人間?が黒幕の可能性もあるが。。。

次は、パートナーを見つけることを最優先課題としたい。
そして、長期離脱をできるようになるようにパートナーに聞いてみようと思う。
今回、離脱中の時計の時間と、離脱後の時計の時間が同じ3時だったことが興味深い。
今後の参考としたい。
あと、前回もそうだったが、相変わらずあまり達成感がなかった。
モチベーション維持もこれからの課題だと思う。


終わり

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