うーん、マンダム

あまり書くことはないけど、習慣付けのために書く。

とりあえず原発関連ニュース
「70年代原子炉不純物24倍」
今日の新聞から。

古い原子炉には、原子炉圧力容器に不純物として銅が
多く混ざっている。これが核分裂時の中性子を浴びることで
容器の鋼材の劣化の原因となるお話。鋼材が硬くらしい。

新聞には、「直ちに危険性が高まるわけではないが、〜」
と書いてあった。どこかで聞いた言葉ですね。
福11号機、福井、島根の古い原子炉が多いとのこと。

鋼材=鋼は鉄に炭素を一定割合混ぜたものである。
基本的知識として、鉄に不純物を混ぜると、粘りが弱くなり、
同時に硬くなる。

硬くなると、強い圧力がかかった場合、ポッキリと折れてしまう。

例えば、福1の原発事故のように、燃料が完全に露出して大量の水素が発生すると、
圧力容器内はものすごい圧力になる。そうすると、いわゆる圧力容器の
健全性はとてもとても危ない状況になってしまう。

いったん電力が失われるなどして、温度を制御できなくなると、
ものすごく危険な状態になるというわけ。

(まあ、福1の今の状況はこんなものと比べ物にならないくらい危険な状態なんですけどね。)
保安院によると、「適切に温度を管理すれば、圧力容器の健全性に問題はない」らしい。
逆にいうと、事故があったら、全く補償はできないということ。

こんなものを再稼動しようとしている、電力会社はほんとにどうしようもないですな。

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