離脱成功(11回目)

まず夢日記から
今回も、明晰夢からの離脱である。

@
カラスとキジ?がいっしょに荒野を飛ぶ
高いビル街に行き着く。
ビルとビルの間は、広い吹き抜けになっている。
人がまばらに歩いているそこに、2羽は降り立つ。

いったん降りたはいいが、すぐさま1人の西洋白人系の女性に
追い立てられる。
苦労して飛び立つ。急に高度を上げて飛び立つのは難しかった。
なんとか逃げ切ったようだ。
ビルの上方にとまれる場所を探す。
カラスもそこにいた。ある段差に場所を見つけ、
休憩する。
(ここまで後で考えるとどうやら自分は夢で鳥だったようだ)

建物の中に入る。
何の施設かは分からない。階段や通路があるが、
特に行き先を見出せない。
少しうろうろしてみる。ここで、自由に行動できている自分に気付く。
明晰夢を自覚した。

特にやることも無いので、幽体離脱でも試そうと思う。
(夢でやることが無いと、離脱へのモチベーションになるようだ。)
(逆に言うと、夢でやることが多いと、離脱へ意識をむけることは非常に難しいということだろう。)

ここで、ほんの少し、意識を覚醒側に意図的にうつしてみる。
(これは自然に習得したテクニックだ。たぶん誰でも簡単にできることだろう。)
(悪夢を自力で起きて脱出した人は多いと思うからだ。)
起きた。意識はかなりはっきりしていた。
手を面前にもってきて上下にふってみる。見えない。
正確に言うと、視界の真ん中に透明なベールがかかっているようで、
視界の周りにだけかすかに手がときどき見える。

ここで、ローリングする。結構無理やりだ。あまりに意識が
覚醒側に近かったため、失敗するものだと思っていたが、
意に反してぐるっと回って立つことができた。
そのままにしていると、すぐに体に引っ張られるので、すぐに移動を開始する。
歩調は重い。同時に、歩きながら目の瞬きを繰り返した。
最初の寝室の引き戸を開けたころには、目の前で動かしていた手がはっきり視界にうつった。
2度目の引き戸を開け、一つ隣の部屋に移動した途端に起きてしまった。


今回の夢は、気象予定時刻の一時間前にセットしているアラームで起きた後に
見た夢である。
一番起きるのが遅いのは自分なので、当然、家族は起きていたはずだ。
こんな時間帯にも離脱が成功するとは少し意外だった。

しかし、今回みたいに比較的意識レベルがかなり覚醒側に近かったとしても、
入眠時にこの意識状態まで寝ないように起きたままで意識レベルを下げるのは
かなり難しいと感じた。
まあ、練習は続けるが。先は長いのかもしれない。

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