日銀のインフレ目標導入と金(ゴールド)高騰

8月のアメリカデフォルト危機時の高騰から
いったん落ち着いた金(ゴールド)の価格高騰が続いている。

画像のとおり、その影響は絶大。
高止まりし続けた円も反転し、円安に向かっている。
10月31日から11月4日まで、日銀は約9兆円の巨額介入をしたが、
その影響と較べると、インフレ目標導入の市場へのインパクトの強さが
うかがえる。

インフレになるということは、通貨の価値が減価するということだ。
資産として、通貨でもっているよりも、物で持っていた方が有利になる。
これまで、世界経済の低迷から、比較的安全とされる日本の円に世界の金が
集中してきた(といわれている。)。だが、その円も大きく円安に進むだろう。
これから、価値の目減りが決定的になった日本の円から
究極の安全資産とされる金(ゴールド)へのさらなる富の集中が考えられる。

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