HMS(ヒューマン・マインド・システム)対する考察

この前の続き。下記のサイトをみながらの考察である。
http://doufaufa.nobody.jp/camelot/ProjectCamelotInterview_01.htm

HMS(ヒューマン・マインド・システム)対する考察

私とはなにものであろうか。
私は1人の人類の人の皮、言いかえれば、その文化的、心理的、
仮面を備えた、コピーである。

人は経験によって存在する。
人の考えは、自分の血族や親、民族の考えに制限され、
また、その制限を見ることすらかなわない。
ここから飛び出すためには、この厚いヴェールを超えた経験を持たなければならない。

私は、生まれたときから、この超越的な経験を覚えていたように思う。
その中で私は、軽く空を飛び越え、その姿は幼子のようであり、
世界は青みを帯びていた。これの記憶は私は離そうとはしなかった。
これをよりどころにしたからこそ、私は既存の意識構造を超えて、
思考することができたと思う。正確には、その超越的記憶の影となる
要素をこの世界に見出し続けてきたのだと思う。
いまだ、そのリアリティをみつけてはいないからだ。
このサイトに書かれているとおり、私は、箱の外にいるように夢想を
しながら、この世界に囚われていることを知覚していた。

しかし、私は次のように感じた。
何かが足りない。何かリアルさを感じない。
このリアルさの欠如と、超越的記憶への羨望は、
この世界の構造を低くみらせることとなった。
あえて、この世界で威厳の無い行動をし、この世界のとるにたらない
価値観を否定することもあった。私にはそれが、とても有意義な行為であった。

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